看護師の休日は働く場所によって異なり、比較的休日が多いのがクリニックです。クリニックの場合は、日祝は必ず休みになることが多いだけではなく、曜日によっては午前のみの診療となっていることも少なくありません。そして、お盆や年末年始もしっかりと休めることがほとんどです。その上、休日に緊急の呼び出しがかかることもほとんどありません。小規模なクリニックの場合、人数が少ないため気軽に休みにくい場合もありますが、決められた日は問題なく休むことができるため、メリハリのある生活を送りたい人に最適です。病棟がある病院の場合は決まった曜日が休みになることは少ない上、シフトの組み方や勤務形態によって休みの日数が大きく変わります。
病院での看護師の働き方で多いのは、二交代制と三交代制です。日勤と夜勤のみの二交代制は夜勤の勤務時間が長めになりますが、週に2日は完全に休みなど休日は多めです。それに対して、日勤と夜勤の間に準夜勤が入る三交代性は長時間労働にならないメリットがありますが、休日はやや少なくなります。ただ、準夜勤が終わればその日の残りの時間は休みになるため、完全な休日が少ないだけで自由になる時間が極端に減るという訳ではありません。そして、4週8休制など病院が採用している勤務形態によっても年間休日は大きく変わってきます。勤務形態は病院によって異なるため、働き方や休日の取り方についてもしっかりと確認して仕事を探すことが大切でしょう。